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近江長濱町志

36,000円

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歴史家をうならせる幻の著作 ― 近江の郷土歴史家・中川泉三監修、幻の著作 政治志、社寺志、産業志、学芸志、風俗志、地理志、人物志と貴重な資料が網羅された書物 「長浜時代の秀吉」は豊臣秀吉の長浜在城時代の事蹟を明らかにした名著といわれる 本書は単なる湖北の一郷土史ではなく、国史の一部を担う歴史書である。 近江長濱町志」は、財団法人下郷共済会(明治三十六年長浜の豪商下郷伝平氏によって設立され、幾多の公益事業を推進した)の重要な事業の一つとして、大正二年十一月企画され、当時「近江國坂田郡志」(三巻)を編纂刊行したばかりの坂田郡山東町大野木の郷土史家中川泉三翁が昭和初年まで十数年をかけて鋭気執筆された。本書は、旧長浜町域にとどまらず、新市域や湖北一帯に筆の及ぶことも多く、忠実内容の豊かな地方史である。とくに「政治志」における秀吉についての記述は詳細であり、秀吉が長浜の生みの親であり、秀吉と長浜の関係がいかに密であったかを明らかにしている。秀吉や戦国時代の研究者にとっては垂涎の的であろう。江戸時代から明治時代にかけての記述はとくに精密であり、当時の地方都市の実態解明に手がかりを与える。また、曳山まつりなどを詳述した「風俗志」は、民族学的に貴重な資料である。 全四冊(本編三冊 / 資料編一冊) 中川泉三編 / 臨川書店刊 総発売元:株式会社 泰山堂

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